消費者のニーズと、実際のルールとが、かみ合っていないことは結構あります。
サプリメントのラベルも、その1つではないでしょうか。用法用量が書いていませんが、それはどういったルールでもって書かれていないのでしょうか。

薬のように用法用量が表記されてないのはなぜ?

薬には「いつ・何錠」飲めば良いのか、はっきりと明記してありますよね。
それに対して、サプリメントに書かれているのは「1日3~4錠を目安に」といったあいまいな表現です。
では、いつ飲んでも良いのかという話ですが、答えはyesでありnoだと言えます。

おそらく、いつ飲んだとしても、全く効果がないわけでもありませんし、予期せぬ作用を引き起こすこともありません。しかし、より効果的なタイミングが存在しますし、用量にもベストな量があります。
これは、意地悪で書いていないのではなく、書いてはいけないものです。
医薬品医療機器等法(旧薬事法)で、決められているもので、その根拠は、サプリメントはあくまで食品でしかなく、用法用量を書くことで医薬品と間違えられることを防ぐためです。

そのため、いつ飲むかだけではなく、数に関しても具体的に書くことが出来ません。
「毎食後に2錠ずつ飲む」というのが理想だった場合、サプリメントだと「1日6~7錠を目安に飲む」といった感じで変える必要があります。

基本的に効果も表記してはいけない

用法用量と同じように、効果・効能に関しても記載はできません。ただし、特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品であれば、ある程度記載することが認められます。
特定保健用食品は、科学的にその効果が立証されていて、安全性や効果について、国から審査を受けて、消費者庁に許可をもらったら、許可された保険的効果を書くことが出来るといった感じです。

ダイエットサプリで度々見かける、機能性表示食品は、安全性と機能性に対する証拠を消費者庁に届けることで、効果効能を書くことが出来る制度になります。
機能性が認められれば、体のどこにどのように機能するかを書くことが出来ますが、「治療」など医薬品に結び付きそうな言葉は、使うことが出来ません。

医薬品と誤解されそうな事は禁止されている

この他にも、サプリメントだと禁止されていることがあります。
まずは通常医薬品でしか使われないような原材料を、使うことはできません。
例えばケープ・アロエやキュラソー・アロエの葉の液汁はもっぱら医薬品として使用されるため、使えないです。しかし、根は葉肉、またキダチアロエの葉は医薬品にはならず、サプリメントでも使用することが出来るといった具合ですね。

それから、形状にも決まりがあり、アンプル形状など通常の食品として使われないような形は、消費者が医薬品と誤解を受ける可能性があるため、駄目だとされています。
事実はともあれ、医薬品と誤解されそうなことは、サプリメントは認められていない、という認識があればいいのではないでしょうか。

効果的な飲み方を自分で調査することも大切

説明した通り、サプリメントの用法用量は、メーカーが表示させることが出来ませんから、自分で調べて使うのが基本になります。
ダイエットサプリを、少しでも効率よく使いたいという人は、面倒くさがらずにサプリメントの効果的な飲み方について、調べてみてください。